太平山神社は、栃木県栃木市平井町にあります。太平山神社の歴史は、天長4年(827)に、
淳和天皇により祈願され、慈覚大師により勧請されたのが、創建の始まりだと言われています。
天正12年(1584)には、北条氏と皆川氏の戦いが繰り広げられ、太平山全域が激戦エリアに、
なりました。そのせいで、大事な書物・装飾品・記録資料や社宝、社殿の建物まで、戦闘火が及び、
大切な歴史が失われました。
しかし、その後、江戸時代に入ると、江戸幕府から太平山は保護され、当時の三代将軍徳川家光により、
守られていました。その後、寛政年中(1789~1801)には、民衆や朝廷のみならず、幕府からも、
天下太平を祈る社とされ、信仰をされていました。
明治時代初頭に出された条令により、神仏混合だった太平山でしたが、神仏分離令に従い、
正式に神社となりました。現在も、境内にはまだ、仏堂だった星宮神社や、仁王門だった随神門が残り、
神仏混合だった当時の歴史が、今の太平山神社に残っています。